【イベント登壇】
第25回日本抗加齢医学会総会にて、代表の仲木が登壇

イベント

2025年6月13日(金)から6月15日(日)にかけて開催された「第25回日本抗加齢医学会総会」において、弊社代表の仲木が登壇いたしました。

登壇概要

【学会名】
第25回日本抗加齢医学会総会
【登壇日時】
2025年6月15日(日)9:20~10:50
【会場】
第8会場(10F 会議室1006.1007)
【シンポジウム名】
シンポジウム25 エイジング・クロック〜客観的老化の指標〜
【演題】
エピジェネティック年齢に基づく健康寿命の延伸に向けた新たな介入法の探索

登壇内容(抜粋)

本演題では、老化に対する根本的な介入が現実的な段階に入りつつある中で、その効果を客観的に評価する指標として、エピジェネティック・クロックが注目されている背景について解説しました。

エピジェネティック・クロックは、2013年に Steve Horvath 博士によって提唱された Horvath クロックを皮切りに、これまでに複数のモデルが開発されてきました。これらのクロックは、生物学的年齢を高い精度で推定できる一方で、その多くが欧米人を中心としたデータセットを基に構築されているという特徴があります。そのため、日本人を対象とした評価においては、精度や解釈の妥当性に課題があることが指摘されてきました。

こうした背景を踏まえ、日本人集団に適したエピジェネティック・クロックの必要性について説明し、日本人データに基づいて構築した独自のクロック開発の取り組みを紹介しました。
さらに、この技術を基盤として、医療機関を介した検査サービスを開始し、個人ごとの老化状態を多角的に評価する取り組みを進めていることを説明しました。

加えて、エピジェネティック・クロックを用いて抗加齢介入の効果を評価し、抗老化ソリューションに科学的エビデンスを付与することを目的とした共創プロジェクトを立ち上げた背景や、その狙いについても共有しました。

今後の展望

今後は、エピジェネティック・クロックを老化研究の指標として用いるだけでなく、個別化された老化制御や介入評価に実装していくフェーズに入ると考えられます。そのためには、より多くの人が無理なく利用できる測定手法の確立が重要になります。

本演題では、その一環として、血液に限らず、非侵襲性の低いサンプルを用いてエピジェネティック年齢を評価可能とする新たなクロック開発に着手していることについても紹介しました。これにより、検査のハードルを下げ、継続的な測定や介入効果の追跡が可能になることが期待されます。

将来的には、こうした技術を通じて、老化制御に関する基礎研究と臨床・実装の橋渡しを進めるとともに、日本人集団に即した評価指標を用いることで、抗加齢医療やヘルスケア領域における介入の質と信頼性を高めていくことを目指しています。

株式会社Rhelixa(レリクサ)について

当社は最先端のゲノム・エピゲノム解析で培ってきた技術を活用して、生物学・医学・薬学領域における基礎研究や製品・ソリューションの開発、またはそれらの受託業務を行っています。次世代シーケンサーにより得られるエピゲノムデータの他、ゲノムやトランスクリプトーム、メタゲノムデータを組み合わせた統合的なデータ解析により、細胞制御の詳細なメカニズムの予測や精度の高いマーカーの探索を行います。また、研究開発のあらゆる場面で必要となるデータの統計解析や図版作成を基礎知識を必要とせず誰もが手元で実現できる環境を提供しています。

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社Rhelixa(レリクサ)広報
メール: press@rhelixa.com