国内初の解析サービス
変異株の特性を調べるためには、そのゲノムの網羅的な解析が必要です。得られたウイルス変異の情報と患者の臨床情報を組み合わせることで、変異株の病原性や感染性などのメカニズムを解明する手がかりとなります。しかし、どの遺伝子変異がウイルスの毒性や危険性に関わっているかや、変異によって結合する分子との結合力がどれくらい変化するか不明であることが課題でした。
本サービスでは、タンパク質立体構造解析・分子動力学シミュレーション・結合自由エネルギー計算により、新規変異株について、各シーケンシングによる変異部位の特定およびその変異部位との結合に関わる分子の結合力の評価により、その毒性や危険性を見積もることが可能になります。また、既知変異株について、各変異部位との結合に関わる分子の結合力評価および分子との結合力が大きい変異部位を特定することにより、その特性の原因となる変異を推定することが可能となります。
※fastqファイルからのデータ解析のみの料金です
納期:データの受入より約2週間
※変異解析により得られたミスセンス変異を含む配列を指定いただきます。
※変異解析および系統解析のみのご依頼も承ります。
納期:約5週間(5配列までの場合)
※立体構造予測が困難なタンパク質については解析できない場合がございます。