エピクロック®テスト受験者インタビュー:株式会社遠藤製餡 専務取締役  遠藤海周さん #2

さて、前編では小豆の効能や製品の紹介をしてくださった株式会社遠藤製餡専務取締役の遠藤海周さん。実際にエピクロック®テストを受検してみての体験談や感想を教えていただきました。

検査結果を元に改善をしていきたい

井上)まず、エピクロックテストを受けてみての率直な感想を伺いたいです。結果を見て、いかがでしたか?

―自分の状態を知ることができました。過去の積み重ね、老化の原因とアプローチが明確にされたことが良かったです。例えば、私の場合は腎機能や免疫力の低下について、改めて対処をしたいと考えるきっかけになりました。また、腸内環境やたんぱく質の摂り方についても、思うところがあって再確認ができました。

井上)有難うございます。こちらのテストを誰か身近な人に推薦してみたいと思いますか?

―はい、思いますね。たとえ望ましくない結果だったしても、俯瞰してスコアを見ることは自分のためになりますしね。

小豆メーカーとしてエピクロックテストに期待すること

井上)最後に、食品メーカーとして今後のエピクロックテストに期待することを教えてください。

―私たちの製品の小豆の主成分であるポリフェノール(抗酸化物質)が、どのように生物学的年齢に反映されていくのか、立証ができれば嬉しいなと思いました。
私たちは特に体の酸化について着目をしており、それを防げる小豆の可能性を信じております。「酸化の強さ」と「生物学的年齢」の関連などを知ることができるとありがたいなと感じました。

井上)商品開発にも活かせそうですよね

―はい。このような情報がわかると、そのデータをもとに今後の健康的な食品をメーカーも開発しやすいと感じています。これから、医療は生活者に応じてカスタマイズされていく時代になるかと思います。このエピクロックテストが身近に受検できる世の中が広がっていけば、もっと良い世界になると思います。

井上)ありがとうございます!遠藤専務、本日はお時間いただきましてありがとうございました。

編集後記

最後に、今回取材に協力をしていただいた株式会社遠藤製餡の「あずき美人茶」について、著者の実体験も交えて、特徴をまとめましたので、ご覧ください。

小豆の栄養素として、水溶性食物繊維があり、腸内環境を改善する効果が期待できます。また、カリウムにはマグネシウムの排出を促す作用があり、私たちの体に必要なミネラルの一つです。そんな小豆の栄養素を効率的に摂取するためには、栄養が多く含まれる皮や煮汁を一緒に摂ることがポイントです。例えば、煮汁ごと摂取する(例:ぜんざい)、皮ごと食べること、赤飯として炊くなどが挙げられています。その点『あずき美人茶』は、小豆あんの製造過程で得られるポリフェノールを多く含む「渋切り水」のため、皮の裏側に含まれるポリフェノールを摂取しやすく大変優秀かと思います。(※1)

無糖/カフェインゼロであり、原材料は小豆/水のみです。そして、食品添加物である酸化防止剤添加が入りません(ビタミンCフリー)。オーガニック栽培の小豆を利用したお茶は、カリウムは81.0㎎でを摂ることができるので、私生活に摂り入れてみるのも1つの選択肢かと思いました。

エピクロック編集部
井上

<参考文献>

(1)
小豆ポリフェノールを有効成分とする糖尿病の予防につながる 糖・脂質代謝異常改善剤の開発 佐藤 伸、片岡沙織、牧 道子、服部 清澄、蔵崎正明
1)青森県立保健大学、2)株式会社遠藤製餡、3)北海道大学 
https://www.auhw.ac.jp/kenkyu/joho/files/2013_designated_satou_nenpou.pdf