老いを恐れない社会の実現を目指す – エピクロック®サービスの先行情報サイトを公開

プレスリリース

株式会社Rhelixa(代表取締役: 仲木 竜)は、DNAメチル化*1というエピゲノム情報*2に基づき生物学的年齢を測定する技術を応用し、老いを恐れない社会の実現を目指し、本年中に以下サービスの提供を予定しています。

(1) エピクロック®テスト(生物学的年齢測定検査)の提供
(2) 若返りや老化抑制のためのパーソナライズされた生活習慣改善プログラムの提供
(3) 独自配合サプリメント食品の販売

上記サービスの提供開始に先駆けて、「エピクロック®」の先行情報サイトを公開しました。

先行情報サイト:https://epiclock.jp/

また、当社は企業間連携のプラットフォームとなる「エピクロック®共創プロジェクト」を立ち上げ、理念を共にする企業様との連携、情報共有、及び研究活動を強化して参ります。本共創プロジェクトを通じて、広く社会に対して生物学的年齢という概念の浸透を図るとともに、生物学的老化に対して有効な処方箋を見出し、健康長寿社会の実現を加速させるためのさまざまな活動を行って参ります。

【関連プレスリリース】
日本人に最適化されたエピジェネティック・クロック生物学的年齢測定検査を共同開発、日本で初めて市場導入へ
URL: https://www.rhelixa.com/epiclock-202311/

【用語解説】
*1 DNAメチル化:
DNA分子のシトシン塩基にメチル基が付加される化学的な修飾のことを指します。この修飾は、特にCpGサイトと呼ばれる特定の配列で頻繁に見られます。DNAメチル化は遺伝子の発現を調節する効果があるとされ、特定の遺伝子の発現をオン/オフする役割があるため「DNAスイッチ」とも呼ばれます。

*2 エピゲノム情報:
生物の設計図である遺伝子は、DNAに含まれる塩基という物質の並び順で規定されています。この塩基配列の情報は「ゲノム」と呼ばれ、先天的に決まっています。一方、遺伝子そのものは変化しなくても、遺伝子の使われ方は細胞の種類や環境に応じて後天的に変化します。このように、塩基配列を変化させずに、遺伝子の使われ方を調節する仕組みやそれらの制御に関わる分子の相互作用を総称して「エピゲノム」と呼びます。これには、DNAメチル化やヒストン修飾などが含まれます。

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社Rhelixa(レリクサ)
経営企画室 松野 智行
メール:press@rhelixa.com
Web:https://www.rhelixa.com/

株式会社Rhelixa(レリクサ)について

当社は最先端のゲノム・エピゲノム解析で培ってきた技術を活用して、生物学・医学・薬学領域における基礎研究や製品・ソリューションの開発、またはそれらの受託業務を行っています。次世代シーケンサーにより得られるエピゲノムデータの他、ゲノムやトランスクリプトーム、メタゲノムデータを組み合わせた統合的なデータ解析により、細胞制御の詳細なメカニズムの予測や精度の高いマーカーの探索を行います。また、研究開発のあらゆる場面で必要となるデータの統計解析や図版作成を基礎知識を必要とせず誰もが手元で実現できる環境を提供しています。